· 

研修の様子 6月

 研修がスタートとして、2ヶ月近くなりました、各研修の様子を紹介します。

 

紅型

写真左上:

 基本となる色サンプル作りの様子。

 ※各工房、個人作家によってベースとなる色目の数は変わってきます。

写真右上:

 シーグというナイフで、突彫りして彫った型。紗張り前の準備。

写真左下:

 紗張りの様子。カシューで固定していきます。

織物

写真上:

 植物染料で染めた木綿糸を使って、半幅帯を製作している様子。

写真下:

 回転式整経台で二作目の経糸準備中。

 

※回転式整経台は沖縄でよくみられる形です。

漆芸

写真左上、右上:

 下地材を作っている様子。

写真左下:

 下地付けの様子。

 

※下地材は、木地の強度を上げるための材料。

下地材の中で地の粉は、漆と砂(ニービ)または、粘土(クチャ)、瓦(粉砕したもの)などを混ぜたもの。

 

木工芸

写真左上:

 フォトフレームの製作で、フレームの接合部を留継ぎで行っていす。

 写真中上、右上:

 組立式ラックの製作で、蟻組加工を行っています。

 写真下:

 ティッシュペーパーボックスの組立作業を行っています。

 

※留継ぎとは、枠組みや箱組みをする場合、両方の木口をそれぞれ45°にカットして組み、木口を外に出さない接合方法です 

※蟻組とは、日本の伝統的な組手技法のひとつで、板同士を接合するときに用いる技法です。

雄と雌お互いに連続する切り込み(角度を付けて)を入れて嵌め込みます。 締まり勾配になり抜けにくくなると共に、接合部の強度も良くなります。

 

座学研修の様子 研修内容は、「文様について」