研修がスタートとして、2ヶ月近くなりました、各研修の様子を紹介します。
紅型
写真左上:
基本となる色サンプル作りの様子。
※各工房、個人作家によってベースとなる色目の数は変わってきます。
写真右上:
シーグというナイフで、突彫りして彫った型。紗張り前の準備。
写真左下:
紗張りの様子。カシューで固定していきます。
織物
写真上:
植物染料で染めた木綿糸を使って、半幅帯を製作している様子。
写真下:
回転式整経台で二作目の経糸準備中。
※回転式整経台は沖縄でよくみられる形です。
漆芸
写真左上、右上:
下地材を作っている様子。
写真左下:
下地付けの様子。
※下地材は、木地の強度を上げるための材料。
下地材の中で地の粉は、漆と砂(ニービ)または、粘土(クチャ)、瓦(粉砕したもの)などを混ぜたもの。
木工芸
写真左上:
フォトフレームの製作で、フレームの接合部を留継ぎで行っていす。
写真中上、右上:
組立式ラックの製作で、蟻組加工を行っています。
写真下:
ティッシュペーパーボックスの組立作業を行っています。
※留継ぎとは、枠組みや箱組みをする場合、両方の木口をそれぞれ45°にカットして組み、木口を外に出さない接合方法です
※蟻組とは、日本の伝統的な組手技法のひとつで、板同士を接合するときに用いる技法です。
雄と雌お互いに連続する切り込み(角度を付けて)を入れて嵌め込みます。 締まり勾配になり抜けにくくなると共に、接合部の強度も良くなります。