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研修の様子 5月

紅型

紅型研修では彫り終えた型の紗張りに入りました。

紗張りは型の上に紗を置き、人工漆(カシュー)で固定する、という技法です。

紗がよれないように気をつけながら、刷毛で満遍なく塗っていきます。

新聞紙で余分なカシューを取りきったら、歯ブラシで細かい仕上げをしていきます。

ここで綺麗に仕上げると、型置きの時がとても楽になります。

 

織物

織物研修では、染色のあとの作業も順調に進み、それぞれの木綿の半幅帯を織りあげました。

植物染料の糸のみで織り上げたものは全体に柔らかく、化学染料で染められたものはビビットな色調で、その対比が面白くもありました。

次は絹糸を使った九寸帯の製作準備に入ります。

漆芸

漆芸研修では、乾漆技法で使用する石膏の型取りを終えました。

これから各々のデザインに削り出す作業に入ります。

手板と箱物では布貼りをして、木地の補強をしています。

箱物は角が一番欠けやすいため、部分的に張り、補強します。

余った布部位は切出小刀で削り取り段差を整えます。

 

木工

木工研修では図面から起こしたオープンシェルフの製作が、いよいよ形になってきました。

 墨付けをし、ホゾ穴を掘って仮組みをしていきます。

カンナかけも、刃の出る量の調整に正しい研ぎ方を知らないと綺麗に削ることができません。

そこで研ぎのスペシャリストの先生による、刃物とカンナの研ぎの講習も行われました。